年商1億円を売り上げるには?逆算で課題を明確化し目標達成!
先輩経営者からは“個人事業”と“企業”の違いを教わり、“店を大きくしたいなら会社を起業しなさい”とのアドバイスを受け、2008年に『㈱NEO』を立ち上げた。
「企業の社長を勤めるなら最低でも年商1億円は上げないとダメだと言われ、先輩経営者たちからアドバイスをもらいました。年商1億円だと月商で850万円必要で、3店舗でやるなら250~300万円ずつ、ワンスタで考えたら50万円、スタッフ数は17名が適正だろうという逆算で課題をひとつずつクリアにしながら大きな目標に挑みました」
目標年商から逆算し課題を明確化することで、スタッフの士気と効率を上げ見事に売上1億円という目標を達成、会社は急成長を遂げた。
また、企業には“どこを目指すか”という理念が必須だという先輩経営者の意見から自社の方向性を考案。
「『㈱NEO』では、“3WIN(トリプルウィン)”というキーワードを大切にしています。「お客様の満足」「従業員の幸せ」「会社の利益」の3つを同時に叶えられる会社になろうと。物事の判断に迷ったときの基準はいつも“3WIN”です」
企業理念が定まり、目的意識をサロン全体で共有することで、価格設定や新メニュー導入、スタッフ育成などに際してスタッフに迷いがなくなり働きやすさが向上、会社が目に見えて変わり始めたという。
「“ダイヤモンドはダイヤモンドにしか磨けない”という言葉は本当だと思います。経営者交流の良いところは上下関係でなく“仲間同士”で磨き合えること。モデルケースの宝庫であり見学もさせてくれるので、圧倒的に事業展開が早くなりましたね」
理念が原動力に変わり経営方針にブレがなくなったことが大きな変革だったと語った。